小学校の運動会、リレーも組体操も盛り上がった理由は?やめたほうがいい?危険?

先日、小学校の運動会を見に行ってきました。

私が小学校に通っていたころは、春の運動会、秋の運動会と2回実施していました。運動会の練習も、それはそれは厳しいものだったと記憶しています。

運動会は子供たちにとって、小学校最大のイベントといっても過言ではないでしょう。

ビデオカメラ、脚立、昼ごはん、日焼け止め、などなど。準備一式とともにいざ小学校へ。

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そんな運動会のなか、先に行っていた家内はなぜかテントの下にある来賓席に。。。

地元選出の政治家さんとなにやら談笑してやがる。。。

家内は長男が通っている中学校の役員をしておりまして、長男も出身校であるこの小学校から、役員になっているのは家内だけ、ということで来賓席着席になった訳だそうです。

そして、私はPTA選抜のリレー要員に。。。

小学校の運動会で、旦那は演技者、家内は来賓というこの構図。。。まぁいいや。

この運動会のリレーがなかなかおもしろい。

1チーム10人編成で、5、6年生の選抜チームが2チーム、PTA選抜チームが2チーム、教員選抜チームが1チームの合わせて5チームでのリレー。私はというと10人中9人目とアンカーの1人手前の重要?な役割。

リレーが始まり、5、6年生の選抜チームが先頭争いをして、歓声がだんだん大きくなり、そして私へバトンが。バトンは落としませんでした。本気で走りました。カーブをうまく乗り切り、さぁ、アンカーへ。

???アンカーがいないっ!!!

なんと、私のチームのアンカーはもう一つのPTA選抜チームのバトンをもらっているではないかっ???

リレーでバトンを渡せないという前代未聞の珍事で大いに盛り上がりました。結局、5、6年生の選抜チームがワンツーフィニッシュを決めて、無事に終わりました。

そして、運動会最大の見せ場である組体操。

いつになく真剣な表情の次男。緊張しているときは口を閉じて、鼻の下が若干伸びている(笑)

1人演技、3人演技、5人演技、10人演技。そして、クライマックスの組体操7段ピラミッド。

土台のがっしりした子供たちがまず、ひざが地面にあたる部分をきれいにしていました。上に乗るみんなを支えるので、膝の下に小石などがあると痛くて我慢できないので、この作業は必須のようです。

ウチの次男はというと親に似て小柄。上から2段目という比較的好ポジション。

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向かって左側に先生方が見守っていましたが、運動会本番前の組体操練習では向かって左側が崩れていたそうです。

本番では見事に成功!!!

最後の掛け声もみんな大きく、充実感たっぷりの組体操7段ピラミッドに子供も親も大満足でした。

最近、「組体操は危険だ」「やめたほうがよい」「学習指導要領にはない」という論議がありますね。単純に組体操を続けるとかやめるとかの内容ではないような気がします。

おとなの立場だけで考えるのではなく、子供たちの目線に立って考えて、よりよい内容になればいいなと思います。

運動会は小学校最大のイベントであり、運動会最大のクライマックスは組体操の最終演技なのは今も昔も変わっていないと思います。

小学校の主役はおとなではなく、子供たちなのだから。