子宮がん・乳がん 内容と費用について

自分には無関係だと知らないふりをしていた女性特有のがん。
先日テレビでも市川海老蔵さんの奥様の小林麻央さんの事をしていて、自身の年齢も子供の年齢もかわらないので他人事とは思えず涙してしまいました。最近本当に周りでもよくきくので少し心配になってきました。心配はあるが無知なわたし・・・少し調べてみました!!

最近は若年化が進み20代でもがんになる可能性はあるようです。

【乳がん】乳がんとは、乳房の乳腺組織にできるがん。日本人女性がかかるがんのなかで最も多いものが乳がんです。乳がんは20歳代から徐々に増え始め、40歳代後半から50歳代にピークを迎えますが、30歳代に急激に増加するのが特徴です乳がんの自覚症状としては、がんが5mm~1cmくらいの大きさになると、しこりとして触れることがあります。しこり以外の症状としては、乳頭からの異常分泌、乳頭や乳輪のただれなどがあります。

【子宮頸がん】子宮がんには、子宮の奥である子宮体部にできる「子宮体がん」と、子宮の入り口である頸部にできる「子宮頸がん」があります。子宮体がんは40歳代以降、閉経前後に多く見られますが、最近は30歳代での発症も増えていて、出産経験がないことや閉経年齢が遅いことなどが影響していると考えられています。一方、子宮頸がんは、20~30歳代に急増しています。子宮体がんも子宮頸がんも、初期にはほとんど自覚症状がありません。進行してくると不正出血やおりものの異常、下腹部痛などがみられるようになります

【女性のがんの原因】乳がんや子宮体がんの発生には、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が深く関わっています。初潮の時期が早い人や閉経時期の遅い人、出産経験のない人などは、エストロゲンの影響を長期間受けているため、乳がんや子宮体がんの発症リクスが高くなります。女性特有のがんには、それぞれ特有の危険因子がありますが、生活習慣にも危険因子があることは、ほかのがんと変わりありません。喫煙はもちろん、動物性脂肪のとりすぎや野菜・果物不足、多量の飲酒、運動不足などは、女性のがんにおいても危険因子となります。なかでもアルコールや動物性脂肪は、乳がんの発症リスクを高めることがわかっています。

女性のがんの危険因子のなかには、女性ホルモンの影響など避けようのないものもありますが、生活習慣に潜む危険因子は生活習慣の改善で減らすことができます。なかでも重要なのは、「禁煙」です。喫煙習慣のある人は、直ちに禁煙を実行しましょう。
食生活では、動物性脂肪を控え、野菜や果物を積極的にとるようにして、バランスのよい食事を心がけましょう。お酒は適量を守り、乳がんの危険因子を持っている人はできるだけ控えるようにしましょう。
また、閉経後の肥満は乳がんや子宮体がんの危険因子にもなるので、日常生活での活動量を増やすとともに、適度な運動を習慣として行い、肥満の予防・改善につとめましょう。

普段の生活でもいろいろと気を付けていかないといけないことがよくわかりました。

定期検診も必要ですね。最低年1回は・・・。

定期検診ではどのような事をするのか?いくらくらいかかるのか?

【乳がん検診】

問診と視触診・・・しこりがあるかどうかを確認します。職域検診など多くの検診で実施されていますが、早期発見するのは難しく、ある程度の大きさがないと判別することができません。

マンモグラフィ検診・・・広範囲に読影可能で、微細な石灰化の段階の腫瘍を発見することができます。若い女性には向きません。(若い患者は乳腺が多く、乳腺とがんの区別がしにくい。)
痛みがあること、被曝(実際は被曝量は少ない)の問題もありません。

利点・・・手で触れることのできないしこりを発見できる。石灰化だけの段階でみつかれば100%に近い治癒が期待できる。以前に撮ったレントゲン写真との比較が容易にできる。

欠点・・・被曝の心配がある。(極々わずか)妊娠中・授乳中の女性は受診できない若い女性はがん(しこりや石灰化)と乳腺の区別がつきにくい。

超音波検診(エコー)・・・手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。痛みがありませんが、診断医師の技術が必要で、微細石灰化は発見しにくいのが欠点です。比較的若い女性向きの検診です。

利点・・・被曝の心配がない。乳腺の発達している若い女性でもしこりを発見できる。リアルタイムで検査結果を見ることができる。

欠点・・・石灰化が見つけにくい。操作中に判断するため、検査を行う医師あるいは技師の検査能力に依存する。全体像を記録として残すことが難しい。

乳がん検診費用は、マンモグラフィや超音波エコーの検査の実施の有無、個人検診、自治体検診によってそれぞれ金額が違います。

40歳未満の女性の場合、自治体による市区町村の検診での費用負担をほとんどしてくれないため、全額自己負担になる可能性が高いです。自分または夫の勤務する企業の健康保険組合の制度に従って受診が可能ですが、その場合も一部あるいは全額自己負担になる可能性があります。

一方、40歳以上の女性は自治体による市区町村の検診が2年に1度実施されているので、それを利用することで0円~3,000円前後と比較的安い値段で検診を受けることができます。

全額自己負担の場合、マンモグラフィ単独では5,000円前後・超音波エコー単独では3,500円前後・両方行った場合は10,000円前後です。これに加え診察代等もかかってくるので、全体で15,000円~20,000で行うことができます。

【子宮がん検診】

問診と視診と細胞診と内診・・・子宮頸がんの一次検診では、一般的に「子宮頸部細胞診」を行っています。コルポスコープ検査(必要に応じて)

子宮頸がん検診も子宮体がん検診も、費用や料金は病院によって様々ですが3,000円~1万円程度が相場です。精密検査まで進むと2万円以上することがあります。

どちらの検診も基本的には保険が適応されるうえ、地域の自治体によっては無料で受けられる助成金制度もあります。子宮頸癌検診や子宮体癌検診を受ける場合は、一度住んでいる地域の保健福祉センターなどに確認してみましょう。

ぜひみなさんも定期検診に行きましょう(*’ω’*)