【テストの結果→兄弟げんか→意外な結末とは・・・】

夏休みも終わり、2学期が始まりました。ホッとしている方も多いと思います。夏休みにしっかり宿題をしたかどうかが試されるもの、テストです。。。

先日、ウチの三男坊(3年生)が漢字テストを持って帰ってきました。いつもは元気いっぱいの三男。なんだか様子が違います。申し訳なさそうにランドセルから出してきたものはテストでした。

なんと、全問不正解。。。

そうです。0点です。兄たちからは「のび太」呼ばわりにされています。

これが今回の兄弟げんかの発端です。

「のび太や、のび太や」とからかわれて、ご立腹です。泣くはわめくはハチャメチャです。本人の名誉のために書き加えるとすれば、送りがなを間違えていたり、一画抜けていたりと抵抗はしたようです。間違えていることに変わりはありませんが。

次に出してきたのは社会のテスト。

これはなんと満点。そうです。100点です。

誇らしげに自信満々な表情。兄たちもちょっと見直したのか、答案用紙と三男の顔を交互に見ながら「やればできるやん」みたいな顔をしています。

でも名前の記入欄が微妙。。。何とか判読できる程度の乱雑な字。

「テストっていうのはね、問題の答えが全部あっていても、名前を書き忘れると0点なんだよ。」

テンション下がりまくり。

「名前っていうのはね、お父さんとお母さんからの最初のプレゼントなんだよ。それを大事にしてほしいな。」

三男号泣。

泣いた理由は「認めてもらえなかった悔しさかな」と思いながら、確かめてみるとそうじゃありませんでした。そんな大事なプレゼントを粗末にした自分が情けなくて泣いたようです。

このまま素直に育ってくれたらいいなっと、ちょっとホッコリした1日でした。

家内は0点のテストを隠さずに見せたことを笑いながら褒めていました。

後日、また漢字のテストを持って帰ってきましたが、100点でした。名前の欄もていねいに書いていました。

汚名返上したようです(笑)