夏休みもそろそろ終わりに近づいてきました。テンションの下がっていく子供たちとは対照的に、ホッとするのが親の心情。でも、最後まで気を抜けません。そうです。自由研究です。私も小学生時代は夏休み最終週に苦労した記憶があります。何年生の時に何を作ったのかなどはまったく覚えておりませんが。
6年生の次男の自由研究は、
『九州は7つしか県がないのに、なぜ九州というのか?』
でした。なるほど、そういわれてみればその通り。福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島。
7つですね。
答えは廃藩置県前の旧国の数だそうです。豊前、豊後、筑前、筑後、肥前、肥後、日向、薩摩、大隅。
確かに9つありました。
その内容を順序よく、カット絵などをいれて、わかりやすくまとめていました。
3年生の三男の自由研究は、
『ワールドカップの歴史について』
でした。出場回数や優勝回数、歴代得点記録などを表にまとめていました。6月に開催されたワールドカップブラジル大会がきっかけとなったようです。
自由研究はじめ、宿題は基本的に静観しています。考え方としては「困る人が何とかしろ」的な感じです。自由研究のテーマが決まれば、半分終わったようなもの。作文と似ているような気がします。
そんな話をしていると、中学生の長男が「俺、作るもの決まったから、ちょっと休憩しようっと」
自分への言い訳を見つけては、すぐに休憩しやがる。親に似たのか。。。
次男の自由研究テーマに関しては、そこに疑問をもったことを評価してあげたいと思いました。そして、私自身もなんとなく興味が湧いてきました。確かに数字や旧国名の入っている地名や呼び名はたくさんあります。
『なぜ六甲山というのか?』
いくつかの説があるそうです。
- 六つの甲(かぶと)をこの山に埋めたという伝説に基づいて名付けられたという説。
- 大阪から見て「むこう」であったことから、六甲山は「むこうやま」と呼ばれていた。「むこ」とも呼ばれており、その「むこ」に「六甲」という漢字があてられたという説。武庫川(むこがわ)や武庫之荘(むこのそう)も同じく、大阪から見て「むこう」というとこからその名が来ているらしい。
後者の方が信憑性高いかな。数字関係ないやん。。。
宿題代行サービスが大盛況だそうです。
読書感想文、自由研究、絵、ドリル、などなど。子供の筆跡まで真似るという芸の細かさ。大半が親からの依頼で、塾や受験勉強に専念させるためとか。
どうなんでしょうね。